膀胱結石は人間ではポピュラーな病気ですが、犬もかかる病気です。ちょっと意外だと思いませんか?膀胱結石が生じると、排尿がスムーズにできなくなって疼痛が生じます。また、膀胱が拡張します。すると膀胱内で細菌の異常増殖が発生し、膀胱炎が起きやすくもなります。
雌は細菌による尿道感染を起こしやすいことから、膀胱結石を起こしやすいと言われています。年齢的には5〜6歳前後が発症しやすすく、結石が物理的に動くと酷い痛みを生じがちです。最悪の場合には膀胱結石によって膀胱が破裂することすらあります。膀胱結石は尿路結石の中で一番多い病気で、代表的な症状は以下のようなもの。
- 排泄の回数が多くなる
- おしっこの量が減る
- 血尿がでる
膀胱結石の大きさは様々ですが、結石が小さい場合、体調が悪い場合、薄くて溶けやすい場合は手術に頼らず内科療法で措置をすることもあります。
膀胱結石には根本的な予防方法はありませんが、水をたくさん飲むことが有効とされています。水を飲まず、排泄をしないで尿が溜まりがちだと膀胱結石が発生しやすくなります。また、定期的な検査がこの病気の対策としては有効です。検査は、X検査、血液検査、尿検査が行われます。
体質的に膀胱結石になりやすい犬もいますが、犬種として膀胱結石になりやすものがあり、ダックスフンド、コーギー、ミニチュアシュナウザー、トイプードル、ダルメシアン、ペキニーズなどはこの病気の発生が多いようです。
ちなみに、膀胱結石の約70パーセントがストルバイト結石です。またシュウ酸カルシウムの結石もレントゲンに写ります。人間でも結石ができると血尿がでます。この病気の症状は人間の場合と大差ありません。