犬の病気はたくさんあります。あるいは人間以上に犬の病気には種類が多いのかも知れません。それと言うのも、犬は小型犬から大型犬とサイズはさまざま、体型にしても足長なボルゾイから、胴長なダックスフンドと、バリエーションが豊かです。
例えばダックスフンドの罹りやすい病気には椎間板ヘルニアがあります。この犬種は胴長なので脊柱に負担がかかりやすいことから起こります。お茶目で元気なダックスは、飛び降りたりジャンプしたりするのが大好き。でも、それが椎間板ヘルニアを起こしやすい状況を作っています。
また、室内犬は抱っこすることが多いのですが、ダックスフンドやコーギーはちゃんと腰も持ってあげないと、腰椎に余計な負担をかけてしまいます。胴長犬は短い脚で体重のすべてを支えるので物理的な力の逃げ場所がありません。だから、少し体重が増えすぎただけで、ぎっくり腰になったりもします。可愛いからといって、えさを多くあげたり、ひんぱんにおやつを与えるのは体重が増えてNGですし、十分な運動をすることも重要です。
椎間板ヘルニアは、背骨を形成する椎骨と椎骨の間にあるいわばクッションである、椎間板が激しい運動などで変性して起きます。脊椎内に突き出した椎間板が神経を圧迫して、後ろ足などが麻痺します。
症状としては歩くのを嫌がったり、散歩の途中ですわり込んだりするようになります。あるいは足をを引きずりながら歩くかも知れません。ひどくなると歩けなくなり、大小便垂れ流し状態になってしまいます。
予防としては無理な格好をさせず、激しい運動をさけることです。もちろんソファの昇降はNGです。犬は喋ることができません。犬は病気になっても、具体的な具合の悪さを伝えることができません。あらかじめ飼い主が予防して、調子が悪そうならば動物病院に連れて行ってあげましょう。