猫のしつけにはいくつかのポイントがありますが、最初に何事もはっきりと指図するように心がけましょう。可愛い猫…ということで、中途半端に叱ったり、叱っている途中でかわいそうになって優しくするなど、態度があいまいななのは猫のしつけにつながりません。
猫のしつけの重要ポイントは善悪を明確に区別させるということです。猫は善悪と言うものが理解できませんから、悪いことを叱ったらその後のフォローが大切、叱った行為をしなくなったら誉めることが必要です。犬のしつけでは叱るよりも、誉めることの方が重要とさえ言われています。
一見同じように見えても、猫には一頭一頭、違った感情や個性がありますから、飼い主の感情や態度に対する反応も色々です。また猫は1年経つと人間に思春期くらいまで、成長しますので、幼猫から1歳くらいまでがしつけの楽な時期になります。
最優先のしつけはトイレですが、トイレと平行して食事のしつけもしてゆくようにしましょう。両者は、食べる、出すの関係ですから、タイミング良くしつけることで楽をできる項目でもあります。
- トイレ
猫は朝起きたときに排尿をします。また、食事の後、遊んだ後なども排尿したくなるタイミングです。このタイミングで、猫をトイレに連れて行くとトイレの場所を早く憶えてくれます。
一方、猫はトイレ以外の場所でも排尿しそうになることもあります。その場合は、そっと抱き上げてトイレに連れて行ってください。トイレのしつけは早ければ、数回の繰り返しで済んでしまいます。
大事なのはトイレ以外での用足しをしてしまった場合。叱っても猫は怖がるだけで何が悪いのか理解できません。特に幼猫の「そそう」は大声でしかりつけても、しつけの効果は全くありません。 - 食事
食事を猫に食べさせる場所はトイレ同様、どこか1箇所に定めるようにします。食事の用意ができたら、猫の名前を呼んで呼び寄せるようにします。すると、猫は自分の名前と食事を関連づけますから、他のしつけでも名前を使った応用ができるようになります。
食事のタイミングは、人間の食事より先に、猫の食事を与えるのが良いかも知れません。人間の食事の匂いを嗅いだ猫が、もし空腹だったら、人間の食事をほしがります。しかし、猫には食事のタブーがあり、うっかり食べると健康被害につながりませんので、人間の食物をほしがらないように配慮するのも大切です。