トイプードルに限らず犬は発情期になると交尾しようとします。これはトイプードルの育て方で、どうこうできる問題でもありません。結果、飼い主の思惑とは異なって子犬が増えてしまうこともあります。トイプードルを飼い始めたら、この先繁殖の道を選ぶか、去勢手術をするかは早い段階決断しておくのが良いでしょう。
避妊手術、去勢手術については、賛成・反対が大きく分かれるのが現実です。ちょっと、賛成、反対の根拠や意見を見てみましょう。
■賛成者
賛成者の意見は、育てることのできない不幸な子犬が生まれないようにするのは飼い主の責任だというもの。確かに飼うことが出来なければ、野犬になるか保健所の手にゆだねるしかありません。
メスの場合は不妊手術で発情期をなくすことができ、出血や発情によるストレスから解放されるというメリットがあります。また、子宮蓄膿症やや乳がんなどの病気の予防にもなります。手術した犬は長生きする傾向があるとも言われています。
オスの場合は、放浪癖がおさまり、無駄吠えがなくなると言うメリットがあります。また、攻撃的行動が少なくなり、落ち着きが出てきます。去勢によって、前立腺の病気や、肛門周辺の腫瘍などの予防もできることから、こちらも長生きする傾向にあると言われます。
■反対者
人間と同じほ乳類の動物なのに、人間が強制的に手術を行うのは問題ではないか……という倫理的な意見がある他、健康上の見地からの意見もあり、曰く、性ホルモンは、骨など体に様々な影響を及ぼすので手術は避けるべき、曰く、生後の早い時期の手術は精神的な影響がでる、などなど。
反対者の意見には情緒的なものもあります。去勢することで筋肉が落ち、骨も細くなるので可愛そう……。無理矢理手術をするのはかわいそう……。
それぞれの意見にはそれぞれの見方があります。動物らしくある権利もありますし、本当のところはどちらが犬にとって良いことなのか判断が難しいところではあります。
■手術を希望する場合
ここで少しだけ不妊・去勢手術の概要にふれておきましょう。
まずは予約をします。手術の1週間ほど前には獣医さんに相談して具体的な日程を決めておきます。
- メス犬の場合
初潮前の生後6〜7ヶ月で手術を行うのが理想とされています。手術後は、普通一晩の入院が必要になります。 - オス犬の場合
6〜10ヶ月の間に手術をします。メスの場合は要入院でしたが、入院せずに済む場合も少なくありません。