犬の無駄吠えは裁判沙汰になることもあるくらい、近所迷惑なものです。ムダぼえのしつけに関しては、小型犬だからといって放置してはいけません。たとえば、プードルの甲高いキャンキャンとした声を耳障りに感じる人は多いですし、ミニチュアダックスのむだぼえは意外に大声なので、思いのほか、遠くでも不愉快に感じる人が多いのです。
犬の無駄吠えは珍しくありません。昨今の飼い犬は「番犬」というよりも「愛玩犬=ペット」扱いが多いことから、厳しくしつけられないのか、野放図にむだぼえをする傾向があります。無駄吠えは犬の問題行動ではビッグスリーに入る迷惑行動。無駄吠えをさせないようしつけるのは飼い主の義務です。
無駄吠えのしつけは子犬を飼い始めたその日からするように心がけてください。しつけはすべてがそうですが、早い時期に始める方が効果的です。
子犬は親兄弟から離れたばかりでさびしい思いをしている時期です。飼い主側もそれと知っていますから、つい可哀想と思い甘やかしがちなもの。また子犬の時期は、犬の一番可愛らしい時期でもあります。夜中にケージの中でないていたら抱いて外に出してあげる飼い主もいるでしょう。当然、甘えさせてあげたいと思う気持ちもあることでしょう。そういう感情や思いやりは大切なことですし、飼い主と子犬の関係が深まる場面でもあります。
しかし相手をして、甘やかす行為が犬の無駄吠えのしつけをしにくくしています。犬は「吠える→優しくしてくれる」と認識を持ってしまい、寂しいとき、甘えたいときには、とりあえず吠えると言う行動をとるようになります。結果、吠え癖がつき、むだぼえの頻度が高まるということになりがちです。
無駄吠えのしつけのしかたのポイントは「無視」。犬が鳴いても、相手にせずなるべく無視するようにしましょう。また、しつこく吠え続けるのであれば一言「コラ」と叱るのもよいでしょう。ただし、「叱られる」といことの認識が浅い犬の場合、気にせず吠えることもあります。