犬の拾い食いは本能に根ざす部分があるようで、原因など完全に解明されているわけではないのだそうです。しかし、害のあるものを食べる危険を考えると、やめさせるようにしつけるのが無難です。
犬を散歩させていると、たまに犬が何かを食べるのを見ることがあります。うちで飼っていた犬は、そんなとき大抵は草をもぐもぐやっていましたが、犬というのは好奇心が旺盛な動物で、外で見つけたものは食物でなくてもつい口に入れてしまう生き物のようです。
草ぐらいなら危険は少ないのですが、中には他の犬の糞や尿などを口にする犬もいて、病気をもらう危険を考えると拾い食いをしつけないのは色々と問題があります。なので、きちんと拾い食いのしつけもしておきましょう。
最初に心がけるべきは、犬が食べそうな物が落ちている場所は避けて散歩すること。次に、拾い食いをしそうなそぶりを見せたら、すかさずリードを引っ張り、「ダメ」と制止。このとき、口調は強く、「絶対ダメ!」であることをすり込むようにします。また、叱るときは1度強く叱り、同じことを何回もしからないようにするのがポイントです。
特定のものでなく、なんでも口にする犬の場合は、一度拾い食いをさせるのもしつけの方法です。このとき、タバスコなど比較的安全で犬が嫌がるものを塗った食べ物を犬の前に置いて拾い食いをさせます。そのときに置く食べ物は見慣れない食べ物を使うようにします。
家から持ってきた、犬のいやがる物質を塗った食べ物を、犬が見ていないところで自然と置き、それを食べさせてみます。そこで犬が嫌がって口から出してしまえばOK。これを何回か繰り返すことで、犬は出された餌以外のものを拾って食べると不愉快な事になることを憶えます。
ウチの犬の「草」の場合は一説によると「胸焼け」解消のための行動だとか、食事バランスが良くないことを犬が自発的に補っているとか諸説あります。しかし、「糞食い」については未だに理由がはっきりしないそうです。犬に限らず動物が糞を食べるのは珍しくありませんが、人間にとってはイヤなものです。あきらめず根気よくしつけを頑張りましょう。